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GB*笑朔
十兵衛は花月と外出。
笑師は士度に頼まれごとをされて、これまた外出。
鏡いつも通り行方知れず。
よって久しぶりに、不動琢磨がマクベスからから呼び出されて、
城下の他愛もない諍いの火消しにかり出された。
なんら問題なくそれを無事制圧した不動は、VOLTS本部の仮眠室で眠っていた。
「不動、人手が足りないんです。起きて下さい。」
勢い良く、朔羅は不動から毛布を奪った。
「……あぁ!?ボケてんのかクソ女!!なんでこの俺がデスクワークなんか」
「寝ボケてるのは貴女でしょう?四天王のくせにいつも仕事をサボッて」
朔羅の言葉に、「あん?」と不動は少し引っかかった。
この女。いつも慇懃なくらい言葉が丁寧なくせに、今日は語気が随分荒々しい。
しかし様子がオカシイと思うも、デスクワークなんて死んでも御免だ。
不動は恫喝した。
「うるせぇ!!女が男の言う事に口出しすんじゃねぇよ。
そんなに俺の欲の餌食になりてぇのか!犯すぞ、コ」
恫喝文完成まで後一歩(一文字)
不動は毛布に巻き上げられた。ぐるぐるミノムシのようにされ、不動はジタバタする。
「いけませんね不動。起きたばかりで、頭に血が回ってないのでは?
私がちゃんと頭に血が回るように、協力してさしあげます」
「ふっざけ…もごっ」
文句を云おうとした口が布に塞がれる。
さらにギュゥウゥっと布が締まる。
「むぅー!むぅうううーーーーー!!」
言葉にならない。
それでも、本気を出せば抜けられるだろうと思っていた不動は、ここで本気で焦った。
解けない。
…本当に体に血が回らなくなった来たようだ。代わりに頭がボウっとする。
その感覚と、朔羅の黒いオーラに不動は恐れだした。
不動が、あのサトリの不動が恐れてガタガタと震えだそうとしたとき。
たまたま通りかかった、マクベスが朔羅に声をかける。
「あっ朔羅。たった今、笑師が帰ってきたよ」
「えっ?」
表情一転。朔羅の表情が花が咲いたように綻ぶ。
その豹変っぷりに、思わず不動が「ちょっと待てぇぇl!お前誰だぁぁぁ!?」とツッこもうとした。
が、その前にドスンと床に落とされた。
朔羅はるんるん上機嫌に、笑師を迎えにいった。
一方100キロを越す巨体を頭から床に落とされた不動は、急速に眠りの世界へ向かっていた。
『不動琢磨の受難』
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