BLEACH*日雛




好きだよ、シロちゃん。

雛森が抱きついてくる。日番谷は為すがまま抱き返すことも無く、ただ立っている。

「草も木も花も土も月も鳥も虫も、みんな大好き!」

誰かが言った。

憎しみがあるからこそ、愛することが出来る。

それは単なるバランス問題。

人は愛するように憎み。憎むように愛す。

そうしなければ生きてはいけない、というただそれだけの事。

ならば

憎しみが欠落し、ただひたすら世界を愛する人間は



どこか壊れているのだろう。


『美しい欠落』