::世界に一つ::





「あんたの帽子ってさぁ…伸びてない?」

「はい。」

「…帽子って伸びるもんなの?」

「そうですよ」

「いや、違うでしょ」

「クス。そうですね。普通は無いでしょうね」

「…じゃあ、なんであんたのだけ?」

「私に不可能はないからです。」

「…………」

「というのは冗談ですが」

「(…あんたのその発言が冗談よ)…じゃあなんでよ?」

「知りたいんですね?」

「まぁね」

「本当に?」

「さっさと言いなさいよ!」

「…………後悔はしませんね?」

「(……それはちょっと自信が…)」


「実は…」




「この帽子は私の血で出来てましてね。私の気分ひとつで伸縮するんですよv機嫌が良い時は短く。人との接触を避けたい時は長く。そうそう、ここだけの話。血が足りなくなってピンチの時はこの帽子を投げてですね、ブラッディ・ハッ…おや卑弥呼さん?」



卑弥呼は逃走していた



遠くから「キモーイ」という声が聞こえる。



「…だから言いたくなかったんですよ」



Drジャッカルはしょんぼり背中を丸めた。



          






という訳で屍は三巻以降ずっと、ヒッキー気分(そんな馬鹿な)
没にしようかと思ったら33巻。
投げるしかない。投げるしかないよあれは!!(笑)
ということで新刊記念でしたv